運行情報発信に関する考え方

運行情報を発信する理由

相蔵バスは、「現実的な架空バス」をめざして創作されている架空の創作物です。

「現実的な架空バス」をめざす一環として、相蔵バスでは公式ホームページやソーシャルネットワーキングサービス「X(旧Twitter)」公式アカウントを作成し、PR情報などをはじめとしたさまざまな情報を発信しています。

こうした情報のなかには、高速バス・路線バス等に関する運行情報も含まれています。

SNS等での情報発信

架空バスにおける運行情報の発信を否定する論調の理由の一つとして、「運行情報の発信は混乱を生む」と言うものが見受けられます。

1.サービス利用者の情報リテラシー

X(旧Twitter)などの“誰でも気軽に発信できるサービス”では、不正確な情報や憶測に基づく情報なども多く発信されることも事実として存在します。こうしたサービスにおいて(架空バスの運行情報を閲覧できるような環境で)日常的に運行情報を取得し、それらを信用するというのは、情報を受け取るユーザーのリテラシーがないといわざるをえません。また、SNSにおいて提供される情報は必ずしも信憑性があるものだとはいえず、常識を持ち合わせたユーザーが、その環境のなかで取得した運行情報を信用することは少ないと考えます。


2.ホームページでのリテラシー

また、ホームページにおける混乱を生む可能性についても、架空バスの公式サイトにアクセスすることについては検索サービス利用者の責任であると考えています。ホームページにおいては「検索エンジン最適化」とよばれる仕組みによって検索上位に表示されるサイトは検索エンジンによって選定されています。現に、「バス 運行情報」と検索しても相蔵バスを含めた架空バスのサイトが上位に表示されることはなく、ましてや実在する事業者を特定して検索すれば架空バスのホームページにアクセスすることはほぼなくなります。

こうした理由から、「情報発信は混乱を生む」という意見は架空バスに運行情報の情報発信を制限できるほどの根拠を持つものではないと考えます。

災害時の情報モラル

1.情報モラルへの考え方

情報モラルについては個人の裁量や善意に委ねられる点が多いことから、災害の度合い等に応じて適切に情報を処理します。

2.災害時の情報発信についての考え方

地震・津波など、大規模災害時等の情報発信については原則として控えるべきであると考えていますが、「現実的な架空バスを目指す一環」として、あらかじめ被害の程度等が予測できる小規模の災害については一定の混乱の生じない範囲でモラルを守った情報発信を心がけます。また、大規模災害時においては、問題がないと判断した情報については災害への直接的言及を避けながら発信を行うことがあります。

交通規制等による情報発信

相蔵バスでは、催し物などにともなう道路交通規制に関する運行情報を配信することがあります。

◯情報モラルへの考え方

情報モラルについては個人の裁量や善意に委ねられる点が多いことから、そのコンテンツに応じて適切に情報を処理します。

交通規制に関する運行情報については、上記の考え方のもと、「現実的な架空バスを目指す一環」として一定の混乱の生じない範囲でモラルを守った情報発信を心がけます。


◯AFBA「架空バス事業者倫理向上のための情報発信ガイドライン」について

全日本架空バスアライアンス(AFBA)では、2024年3月より安心・安全な情報発信を目的としてその発信の取り決め等を定めた自主基準である「架空バス事業者倫理向上のための情報発信ガイドライン」を策定しています。AFBA加盟事業者の相蔵バスでも、上記ガイドラインを遵守した情報発信を行っています。

架空バス事業者倫理向上のための情報発信ガイドライン(AFBAウェブサイトにリンクします)


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